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2010年10月12日 (火)

リースリンク

「Riesling」と綴られる。ドイツを代表する白ワイン用ブドウの品種名だ。単に作付面積や収量のことを指しているのではない。品質面から見たドイツ白ワインの大黒柱だと位置付け得る。

晩熟で耐寒性にすぐれ、石ころだらけの痩せた土地でも育つ。十分な日照と冷涼な気候という一見相矛盾する要求をする。無理矢理弱点を挙げるとすれば収量か。しかし収量が伸びないというのは、弱点ともいえない。ブドウは、収量が少ないほどワイン原料としての品質が上がるといわれているからだ。けれどもブドウ品種としてはやはり難しいと言われている。マメに手入れをしないと途端に品質に跳ね返るという。いわば「気難しい品種」だということだ。ドイツに限らず、フランスでもイタリアでも最上酒を生み出す品種は気難しいと相場が決まっているようだ。

「石ころだらけの痩せた土地でも育つ」という説明には注意が要る。「石ころだらけの痩せた土地を好む」という訳ではない。肥沃な土地においてもブドウは元気に育つ。人類の長きに渡るワイン醸造の知恵が、ブドウ栽培を石ころだらけの土地に順応させてきた。肥沃な土地に植えられたブドウは、葉が茂り過ぎるのだ。ワインの原料として見た場合、葉には何の意味もない。ワインの原料たるブドウの品質を上げるには葉はそこそこでよいのだ。意図的に痩せた土地に植えることで葉の生育を抑え、果実に栄養を集中させたということだ。さらに絶妙なことに貴腐菌との相性が良いとも言われている。

シュタインベルクを含むラインガウの第一級の畑はほぼ250年間リースリンクだけしか栽培していない畑がゴロゴロあるという。だからブラームスお気に入りの「シュタインベルクのカビネット」は、リースリンク種から作られたワインだと判る。

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