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2010年11月22日 (月)

最多初演都市

ブラームスの作品をもっとも回数多く初演した都市はウィーンである。サプライズも何もない妥当な話だ。その回数は208回だ。

ここで少々の説明が要る。ブラームスの作品番号の最大は122だ。なのに初演の回数が208回とは一見不自然と映る。208というカウントは細かい作品毎だ。たとえば「16のワルツ」op39を一気に初演した場合のカウントは「1」ではなく「16」だ。こうしてカウントした場合作品の総数は当然作品番号の最大値とは一致しない。編曲や偽作の疑いのある作品の扱いは微妙だが、これがひとまず「852」に膨れあがる。

つまり全体の24%が、ウィーンということになる。1862年以降ブラームスが本拠地とした音楽の都にふさわしい位置づけだ。

同様にカウントして第2位はハンブルクの63回。ウィーンとは3倍以上の開きがあるが、ブラームスの故郷が面目を保った。第3位はベルリンで35回である。

ハンガリア舞曲やワルツが一括して初演されているとそれだけで数値が膨らむから取り扱いには注意が少々必要だからあくまでも目安だ。

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