生誕200年の人々
2010年は、シューマンとショパンの生誕200年だった。メンデルスゾーンは2009年だし、リストは2011年だ。2010年±1年は、ロマン派初期の巨人たちが相次いで生まれたということだ。
我が愛するブラームスは1833年の生まれだ。音楽史の授業ではブラームスだってロマン派とされているが、ロマン派初頭の巨人たちからざっと20年遅れて生まれてきたのだ。このことは、もっともっと意識されてよい。音楽史の授業や書物でざっくりと分類されると見落としがちになる。上記4名のうちリストを除く3名とは、活躍の時期が重なっていないと申して良い。
音楽史として振り返る場合は、20年など一瞬で、人によっては誤差の範囲なのかもしれないが、同時代を生きた生身の人間にとってはけして一瞬ではない。
ブログ「ブラームスの辞書」は2033年のブラームス生誕200年をゴールと定めている。シューマンやショパンの生誕200年でもある今年から見ればあと23年後だ。ブログ管理人の私は、ゴールの時73歳のブラ2寿となる。
<魔女見習い様
ありがとうございます。
ついでに申せば、そのとき母はブラ4寿で、娘たちはそれぞれ「ホルントリオ寿」と「チェロソナタ寿」に到達します。「ピアノ三重奏曲寿」くらいの孫がいても不思議ではありません。
投稿: アルトのパパ | 2010年12月29日 (水) 07時34分
ホントに、そうですねー。
今日生まれた赤ちゃんなら、20年後には成人の仲間入りです。
2033年は、ブログ「ブラームスの辞書」のゴールインと、
アルトのパパさんのブラ2寿、ダブルでお祝いしましょう。
投稿: 魔女見習い | 2010年12月29日 (水) 04時44分