皆勤都市
11月26日の記事「都市対抗初演ダービー」の対象となった7作品全てについて、完成後の初シーズンで取り上げている都市が一つある。ライプチヒだ。
- 交響曲第1番 1877年1月18日
- 交響曲第2番 1878年1月10日
- ヴァイオリン協奏曲 1879年1月1日
- ピアノ協奏曲第2番 1882年1月1日
- 交響曲第3番 1884年2月7日
- 交響曲第4番 1886年2月18日
- ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 1888年1月1日
上記の通りコンプリートだ。ウィーンは惜しい。ヴァイオリンとチェロのための協奏曲だけが初シーズンで取り上げられていない。
それにしてもライプチヒは面白い。このダービーの対象にしていないピアノ協奏曲第1番でも、1859年1月27日に演奏している。つまり交響曲4つと協奏曲4つ全て完成後の初シーズンで取り上げている。特にピアノ協奏曲第1番を真っ先に取り上げたのは、他にはハノーファーとハンブルクくらいなので、不評を浴びせたとはいえ貴重だ。
さらにもう一度上記のリストを眺めて欲しい。ピアノ協奏曲第1番を含めた8曲全て越年で取り上げている。シーズン開始後年内に取り上げた例はない。年明けにもつれ込みながらも、絶対に漏らさないという勝負強さを感じる。
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