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2010年12月31日 (金)

越年

日本人は古来、気持ちよく正月を迎えたい民族だと思う。旧年中の懸案事項を出来るだけ年内に解決して、正月に持ち越さないことを目指す。やむを得ぬ事情で、年内解決が出来なかった場合、それが「越年」と言われることになる。プロスポーツ選手の契約更改が合意に至らずに年を越した場合、「越年更改」の見出しが新聞に踊ることもある。

11月18日「初演時期」を再度ご覧頂く。その年の夏に完成した大規模管弦楽作品が、秋の演奏会シーズンには初演されている。1879年1月1日ライプチヒにて初演されたヴァイオリン協奏曲だけが、例外だ。

初演が越年している。

ピアノ協奏曲なら、どれほど超絶技巧が盛り込まれようとも、初演の独奏はブラームス本人だ。独奏パートの取り扱いやオケとのバランスは、身に付いている。ヴァイオリンとなると微調整が難儀だったと思われる。大親友のヨアヒム相手とはいえ、メールも電話もない時代には相談、修正は厄介な手順だったことは確実だ。

勝手な想像をする。

前年、前々年と立て続けに交響曲を世に問い、ますます楽壇での地位を盤石にしたブラームスが、ヨアヒムとのコラボで放つ初のヴァイオリン協奏曲の初演が楽壇の注目の的だったことは否定できない。恒例に従い秋のシーズン早々の初演が予定されていたのではあるまいか。それが相次ぐ楽譜の手直しにより、次々とキャンセルになり、元から1879年1月1日に予定していたライプチヒが初演になってしまったというのが真相ではなかろうか。

1878年秋、欧州のいくつかの都市の会場が、「作曲者都合によりキャンセル」の憂き目に遭っていたと考えたい。

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コメント

<てぃんぱにゃー様

お仕事お疲れ様です。この一年お楽しみいただけたとすれば光栄です。
どうかよいお年をお迎えください。

記事とは関係ないですが…
今年もお陰様で通勤時に色々と楽しむことができました♪

どういうわけか交響曲の4番が聴きたくなって携帯プレーヤーでかけながら帰宅中です。
明日も出勤です。ヴァイオリン協奏曲で行ってみます!


ではでは。良いお年をお迎えください。

失礼します。

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