アンケート
人々の意見を広く収集するための調査手法の一つだ。世の中これが溢れている。昔は紙に書くのが普通だったが、今はネットが幅を利かせてきている。主催者側の都合により概ね以下の通りに分類される。
- 関係者の意見を広く求め、その後の活動に反映させようとするもの。
- 人々の意見が知りたいだけのもの。
- アンケートをすることに意味があるもの。
演奏会の後で書かされるアンケートはおそらく上記2か3だろう。その後の活動への影響は大きくない。少なくとも私のいたオケではそうだった。
世間で頻繁に見られる割には奥が深い。真剣に成果を求めようと思えば知恵も手間もかかる上にお金も時間もかかる。当初は上記1の目的で始めたのに、膨大な情報の処理に嫌気がさして放置されているケースも後を絶たない。
ブログ「ブラームスの辞書」の管理人としては、読者がブログをどう思っているのか知りたいとは思う。知りたい気持ちはヤマヤマだが、アンケートをお願いしてまでかとなると、そうでもない。アンケートをする以上、回収率がそこそこないとカッコ悪いし、答えが集まったら円グラフの一つや二つ作らねばと思うと気が重い。そしてその結果がその後のブログ運営に生かされているかのように見せねば申し訳が立たぬと言う物だ。
私の立場はおそらく上記2だ。単に知りたいだけである。誉められても叱られてもブログの内容や更新頻度は変わらないと思う。
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