元日症候群
昨日大晦日の記事「越年」で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の初演が越年したと書いた。1879年1月1日ライプチヒが初演だった。奇妙な偶然がある。一昨日の記事「皆勤都市」を注意深く読むと判る。
初演ダービーの対象となった3つの協奏曲のライプチヒ初演を見るがいい。
- ヴァイオリン協奏曲 1879年1月1日(世界初演)
- ピアノ協奏曲第2番 1882年1月1日
- ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 1888年1月1日
全部元日だ。これが交響曲ともなるとライプチヒ初演は全て元日ではない。だから協奏曲がいっそう際立つ。私好みの偶然。この話を本日公開したいがために、「ワイン特集」の次に「初演特集」を持ってきたおめでたい脳味噌。今年もまたこの手のおバカなこだわりと共に。
あけましておめでとうございます。
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コメント
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<田中文人様
あけましておめでとうございます。
今年の元日はこのネタと決めておりました。
今年も「ブラームスの辞書」をよろしくお願いいたします。
投稿: アルトのパパ | 2011年1月 1日 (土) 09時21分
<魔女見習い様
あけましておめでとうございます。
ご期待に沿うと申しては荷が重いのですが、記事だけは切らさぬように精進してまいります。
投稿: アルトのパパ | 2011年1月 1日 (土) 09時20分
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
なかなか面白い話でした。今年も興味深い読み物を楽しみにしています。
投稿: 田中文人 | 2011年1月 1日 (土) 07時54分
あけましておめでとうございます。
2011年最初の記事から楽しませていただきました!
どんなこだわりが飛び出すのか、これからも注目しています。
投稿: 魔女見習い | 2011年1月 1日 (土) 00時33分