初演と初版
少なくとも大規模管弦楽曲においては、その初演と楽譜の出版の時期について、無視できない関係があると書いた。それはブラームスの都合と言うよりも出版社の都合であり、事実上ジムロックの事情でもあると推定した。
出版そのものは芸術的な創作行為とまでは言えないが、音楽の普及においては欠かすことは出来ない。昨年秋から初演について記事を重ねてきたが、これより出版についても考えを深めて行きたい。とりわけ最初の刊行、つまり初版について記事を連ねて行くこととする。
次なる演目は「初版」である。初版にまつわるあれこれを出版社間の悲喜こもごもを交えて掘り下げる。
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