残部僅少
有償か無償かを問わず、頒布のための出版物の残り部数が少なくなってきた場合、提供者がユーザーに向かって告知するフレーズだ。加えて「お求めはお早めに」という思いが込められているのが普通だ。残り部数の絶対数が決定的に少ない場合に加えて、一日平均の出荷数を勘案して品切れ間近の場合にも用いられる。
「ブラームスの辞書」の場合には年平均5冊がいいところだから、残り10冊になったとしても「残部僅少」とは言えない。「残部僅少」の告知をしてから本当に品切れになるのに2年もかかってしまっては、示しが付かない。ブログ「ブラームスの辞書」で「残部僅少」の文字が躍るのは、おそらく残り3冊程度になってからだ。
本当にそうなったら少し寂しいと思う。
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