ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 1日平均150アクセス | トップページ | ある疑問 »

2011年2月18日 (金)

筋を通す

物事の辻褄や理屈に合う行動を貫くこととでも申し上げておく。やり抜くことが出来れば、カッコいいことこの上無いが、そうも行かないのが世の中だ。

2月16日の記事「もう一つの別れ」で、ブラームスが弦楽六重奏曲第2番op36の出版にあたり、ブライトコップフと揉めたと書いた。これ以降生涯ブライトコップフから作品を刊行していないと断言した。ところが2009年10月20日の記事「作品の価格表」を注意深く読むと、疑問も湧く。

1890年に改訂されたピアノ三重奏曲第1番の出版がジムロックになっている。1854年に初版がブライトコップフ社から刊行されているから版権の問題が生じかねないと思っていた。ところが2月14日の記事「版権」でも述べた通り、既に1888年にはジムロック社が、ブラームス初期作品の版権を、ブライトコップフ社から買い取っている。ブライトコップフ社に気兼ねせずにジムロック社から刊行することが出来たということだ。妙に筋が通っている。

もしかすると話は逆で、ジムロックの版権買い取りを待って改訂に踏み切ったなどということを想像してしまう。

« 1日平均150アクセス | トップページ | ある疑問 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 筋を通す:

« 1日平均150アクセス | トップページ | ある疑問 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ