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2011年2月 5日 (土)

自筆譜の所在

ブラームスの場合、多くの作品の自筆譜が残っている。作品完成の過程を示すスケッチの類はほとんど残されていないが、完成した作品の自筆譜の所在はほぼ明らかになっている。マッコークルの「ブラームス作品目録」はそうした情報の集大成である。

一方バッハ関係の書物を読んでいて気づくことは、現在紛れもないバッハの真作とされている作品でも自筆譜が残っていないケースが少なくない。他人の筆写譜だけが残っているケースの方が多いくらいなのだ。

自筆譜が残っていることの利点は、真作であることが容易に証明出来る点にある。自筆譜であるかどうかの証明にはそれなりの手間もかかるだろうが、一旦自筆譜であることが解ればそこから得られる情報は貴重である。ブラームスはロベルト・シューマンの助力の甲斐もあって、作品1の出版から程なく押しも押されもせぬ地位を獲得したおかげでその自筆譜にもそれなりの敬意が払われた。実際の演奏にあたっての見やすさは疑問だが、音楽的価値は絶大だ。加えて骨董的な価値も発生していたことは想像に難くない。

バッハ作品を論ずる際にいつも考慮しなければいけない偽作問題は、ブラームスではほとんど発生しない。作品の発生にまつわる謎解きの楽しみはないのだ。

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