ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« ハンスリック | トップページ | 得難い評価 »

2011年4月21日 (木)

Marcia funebre

葬送行進曲という意味。ブラームスでは「埋葬歌」op13の冒頭に「Tempo di marcia funebre」として用いられる。「葬送行進曲のテンポで」と解される。この曲実はお宝だ。

ソプラノ、アルト、テノールに2分割されたバスという混声五部合唱。オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンに3本のトロンボーンとチューバ、それにティンパニが加わる伴奏。トロンボーンがやたらカッコいいので次女がすっかり気に入っている。テキストは16世紀のボヘミアの賛美歌から採られている。ハ短調4分の4拍子。演奏時間約8分の小品ながら只者ではない。1860年の出版だが、作曲は1858年に遡る。

ブラームスが残した最古の葬送行進曲と見て間違いない。とりわけ長いクレッシェンドの果てに鎮座する凄絶なフォルテシモは、ドイツレクイエムの第2曲を先取りしているように思える。ティンパニの3連符が瓜二つだ。

さらにここだけの話だが、冒頭の粛々とした歩みは、最晩年のインテルメッツォ嬰ハ短調op117-3を髣髴とさせるものがある。お叱り覚悟ついでに申せば、さらにその先4つの厳粛な歌op121の1番にまでつながっているような気がしてならない。

「宗教的な歌」op30とならぶ初期合唱曲の白眉だ。

« ハンスリック | トップページ | 得難い評価 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Marcia funebre:

« ハンスリック | トップページ | 得難い評価 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ