マーラーの伝記のいくつかに載っている悩ましい記事。
1908年夏。ニューヨークから一時帰国したマーラーは、避暑地で過ごした。そこで妻のアルマにピアノを弾いて聞かせたらしい。
何とブラームスのイ長調間奏曲だという。しかし微妙な言い回しなので、ピアノを弾いたのはマーラーの友人のようにも読める。
さらに、「イ長調間奏曲」という表現も悩ましい。ブラームスの間奏曲でイ長調を採用するのは「op118-2」だけだ。ブラームス嫌いのアルマの耳にはどう聞こえたのだろう。
↓東京駒込 六義園
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