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2011年5月29日 (日)

ハンザ同盟

高等学校の世界史で習った。「12世紀以降、貿易の独占と保護を目的に、北海・バルト海沿岸諸都市によって結成された都市同盟」程度の緩い定義しか思い浮かばない。

ところが、ドイツ史の入門書を手に取っているが、ハンザ同盟の定義は大変厄介だとされているのだ。同盟と呼びならわされている割には、加盟都市間の条約があるわけでもないし、加盟都市の権利や義務が明文化されてもいないばかりか、加入脱退の規定も曖昧だったという。一般に12世紀に北海・バルト海で活躍する商人たちの団体がその起源と位置づけられている。都市同盟に変質するのは13世紀以降とされている。

ブラームスの故郷ハンブルクは、9世紀にカール大帝の北方布教の拠点あるいは、異民族への防衛拠点として建設されたという。12世紀に十字軍遠征への貢献が認められて神聖ローマ帝国皇帝から、北海・バルト海の航行特権が認められて、リューベックとの都市同盟が成立したころからハンブルクはハンザ同盟の重要な拠点となった。

17世紀には一応ハンザ同盟は終結したとされているから、ブラームスの生まれた頃は存在しなかった。しかし、ハンブルクの正式名称「自由ハンザ都市ハンブルク」に誇りと歴史が反映している。

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