何卒ブラームス
一昨日の次女の高校オケデビュウのプログラムを眺めている。子供たちが趣向を凝らしたパート紹介が楽しい。3年生が引退で抜けても100名近くは残る。新体制が1年間挑む次回メインプログラムは、出来るだけ全員に出番があるような選曲をするようだ。
一昨日の演奏を聴いて、彼らの演奏でブラームスが聴きたくなった。ブラームスは金管楽器の出番がやや薄く、サブプログラムとの組み合わせが必須になるのだが、ブログ「ブラームスの辞書」のお奨めは、編成の厚み的にはシェーンベルク編曲ト短調ピアノ四重奏曲の管弦楽版。
- ピッコロ1
- フルート2
- オーボエ2
- イングリッシュホルン1
- ピッコロクラリネット1
- クラリネット2
- バスクラリネット1
- ファゴット2
- コントラファゴット1
- ホルン4
- トランペット3
- トロンボーン3
- チューバ1
- ティンパニ
- グロッケンシュピール
- シロフォン
- 大太鼓
- スネアドラム
- シンバル
- トライアングル
- タンブリン
これに通常の弦楽五部が加わる。オリジナルのブラームスではちょっとありえない編成。とりわけ管楽器にはかなりのテクが要求される上に、アンサンブル上の難所も多いけれど親バカ補正で緩んだ脳味噌ながら一昨日のラヴェル「ラ・ヴァルス」を聴いた感じでは、努力目標の許容範囲だ。
交響曲が無理なら何とかこれをお願いしたい。何卒。
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