渡り鳥ライン
ハンブルクとコペンハーゲンを結ぶ交通機関の総称。道路、鉄道、フェリーで構成される。ハンブルクから北東に向かうルートが、スカンジナビア半島へ向かう渡り鳥のコースと一致するために命名された。ドイツ語では「Vogelfluglinie」という。
ハンブルクを出ると北東の街リューベックに向かう。さらに北東に向かいオルデンブルクを経て、プットガルデンからフェリーとなる。
さて、アウトバーンだ。ハンブルクからオルデンブルクの少し手前まで伸びるアウトバーン一号線の通称が「渡り鳥線」になっている。ハンブルク以南は「ハンザ線」。
ブラームスは1870年にコペンハーゲンを訪問している。もちろん当時はアウトバーンなど無かったが、鉄道でこの渡り鳥線を快走した可能性が高い。
« アウトバーン | トップページ | コルヴェット艦ハンブルク »
<田中文人様
それはそれは奇遇。お役に立てたとすれば光栄です。
投稿: アルトのパパ | 2011年6月 9日 (木) 19時47分
数日前、北欧へ旅行する知人が「渡り鳥ラインが…」という話をしていました。
何の事やら訳が分からずでしたが、このブログで図らずも理解出来ました。感謝!です。
投稿: 田中文人 | 2011年6月 9日 (木) 19時00分