ハフラバ
日本における、高速道路や鉄道のネーミングについて考える。東名高速、名神高速、京葉道路、関越道などの高速道路。あるいは総武線、京成電鉄、京葉線、予讃線などの鉄道もだ。これらは起点と終点の地名から一文字ずつ取ってきてつなげた造語である。
ドイツにも似たようなケースがあった。それが「ハフラバ」だ。ドイツ語では「HaFraBa」と綴る。「ハンブルク」「フランクフルト」「バーゼル」の頭文字を順に繋げたものだ。これらの都市を結ぶとドイツを南北に縦断する線になる。1920年代には、これらを高速道路で繋ぐための財団が組織された。これがアウトバーンの始まりとなった。現在のアウトバーン7号線の北半分と5号線に相当し、ハフラバと呼ばれている。
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