ハンブルク港祭り
ハンブルク港は貨物の取扱高という面で欧州屈指である。自由ハンザ都市ハンブルクの象徴として古くから栄えたのだが、何故か開港の日がキッチリとわかっている。嬉しい偶然とセットだ。ハンブルクの開港記念日は1189年5月7日だ。ブラームスはハンブルク開港の日からキッチリ644年後に生まれたということに他ならない。
毎年この時期に開港祭りが盛大に開かれているらしい。12世紀のことなのに日付までキッチリと判明しているのは嬉しい反面、眉にツバを塗りたくなる。いったい何があった日なのだろう。
多くのハンブルク市民にとって5月7日はブラームスの誕生日ではなく開港祭りの日と認識されている可能性が高い。エルベ河底トンネルの開通式は、港祭りの一環だったと考えたい。
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