アルトナ
「Altona」と綴る。ハンブルクの西側に存在する地区名であり、駅名でもある。主要な特急のいくつかが起点とするターミナルだ。狭義ではハンブルクの外だ。東京で言えば品川みたいなものか。現在では東京の中だが、江戸時代は江戸の外だった。ハンブルクに接する隣町くらいの位置づけだ。
ブラームスの恩師マルクセンはアルトナの生まれと言われている。
アルトナは語感からしてドイツっぽくない。地名の由来を調べているうちに興味深い説にたどり着いた。アルトナの語源は「All zu nahe」が訛ったものだという。「近過ぎる」という意味だ。ハンブルクに接する隣町というアルトナの位置付けそのままである。
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