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2011年9月14日 (水)

方言周圏論

言葉は文化的な中心地から辺境に向かって伝播し、古い言葉ほど辺境に残るという論説。柳田國男先生の「蝸牛考」で論及された。いくつかの方言の分布が京都を中心とする同心円状に分布することから提唱された。異論もあるが、ほぼ民俗学上の原則として受け入れられている。

ドイツ民謡の研究書に、しばしば「民謡は国境地帯に集積する」と書かれていることと符合する。「ニーダーラント」「アルザス」「シュヴァーベン」「シレジア」「ロートリンゲン」「ボヘミア」などがドイツ民謡の宝庫とされている。これらには現在の国境に照らして見た場合、ドイツ領外も含んでいるが、当時のドイツ語圏の辺境と考えると納得がいく。ブラームスのテキストのいくつかがこれらの地域の民謡から採られている。

さてこの場合、同心円の中心はどこなのだろう。

ブランデンブルク地方についてのブラームスの見解がヒントになる。ブランデンブルク地方を民謡不毛と称している。古い民謡が残っていないことを示唆している。首都ベルリンを囲む地域は、申すまでもなくドイツ帝国の中心だから、昔の日本でいう「京の都」つまり「同心円の中心」と解し得る。しかしここは一度態度を保留する。エルベ川より東に位置する当地は、12世紀におこったゲルマン人のスラブ進出によって開かれた土地だ。こ こに地域の民謡が残っていないのは、そのせいという気もするからだ。

今一歩の考察が必要だ。

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