レーガーのドイツ民謡集
記事「唐突にレーガー」でマックス・レーガーの民謡編曲を話題にした。CDもある。
- 6つの民謡集SATB
- 8つの民謡集TTBB
- 9つの民謡集SATB
私がとにかく気に入った「二人の王子」は上記3番のラストに収録されていた。つまりCDのトリでありアルバム全体のタイトルにもなっている。
つくづく縁を感じる。ご覧の通りのブラームス好きだから、普通ならレーガーにはトンと縁が無い。大好きなブラームスのドイツ民謡への傾斜がキッカケで、私も民謡にのめりこみ、あろうことかレーガーのさしてメジャーとも思えぬ作品のCDを捜し求めた挙句、それを聴いて喩えようもなく満足した気になっている。
この23曲本当に美しい。ブラームスの民謡編曲と何等遜色は無い。私のブラームスラブは微動だにしないが、ブラームスを軸足に少しだけ視野を広げると、このように美しい作品があったということだ。知らずに一生を終えていたら取り返しのつかぬ損失だった。
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