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2011年9月 6日 (火)

年頃

本日次女16歳。「セレナーデ2寿」

年頃とは良く言ったものだ。ここ最近亡き妻と私がつきあっていた頃のことを話すと、お姉ちゃんと一緒に興味深そうにしている。頻繁に話題にする訳ではないが、やりとりの中身から判断すると2人とも最早子供とは言えない。その点では長男が一番無邪気だ。

16歳女子と言えばそういうものだ。

シューマン夫妻の長女マリエが、父ロベルトを失ったのが15歳の時だった。ライン川への投身が13歳の頃だから、年頃にさしかかる多感な時期に父の最期の日々が重なる。ロベルトの投身とともに駆けつけて一身を投げ打って一家を支えたブラームスは、マリエの目にどう映っていたのだろう。

娘たちの感覚の鋭さを見るにつけ、思うことがある。ブラームスが抱いていたクララへの思いが、事実上マリーに筒抜けだったのではあるまいか。皮肉にもロベルト・シューマンの死をもって一段落することになるこの思いが、日夜一緒に過ごしたマリーに伝わらぬハズがない。あるいは次女のエリーゼでさえ気付いていたかもしれない。

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