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2011年10月 7日 (金)

民謡としての野ばら

ゲーテのテキスト「野ばら」は、多くの作曲家の帰依を勝ち取った。物の本によれば100人を越える作曲家が曲を付けているという。ブラームスもその一員であることは既に述べた。中学だか高校の音楽の時間に、シューベルトとウェルナーの「野ばら」を続けて聴いたことがある。芸術歌曲として見る場合、この両者甲乙付け難い。

ところが奇妙なことがある。「ドイツ民謡集」というタイトルのCDにおいて収録されるのは、圧倒的にウェルナーが多い。シューベルトの「野ばら」がちっとも録音されていない。ブログ「ブラームスの辞書」で述べてきた「擬似民謡」として、シューベルトが認知されていない印象だ。同じシューベルトでも「菩提樹」は、民謡集で引く手数多だから、シューベルトが忌避されているわけではない。「野ばら」に関しては、シューベルトはおろかブラームスも旗色が悪い。

ハインリッヒ・ウェルナー(1800-1833)は1830年に作曲したこの「野ばら」1曲で不滅になっている。

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