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2011年11月23日 (水)

民謡という下地

ブラームスはドイツ民謡を愛した。少なからぬ言動からそう推測出来る。私はブラームスを愛する者の端くれとして、当然のように民謡にスポットを当てた。ブラームスがくれた水が、あんまりおいしかったので、それを汲んできた泉を見てみたいと思った。案の定凄かった。単においしい水が湧いているわけではなかった。周囲の自然が美しいから、その果実としての湧き水だったのだ。周囲の自然が破壊されまくっているのに、おいしい水だけが何故か湧き出るなどということはあり得ない。

民謡関連の記事を書くために、ブラームスに話を限定せずに情報を集めた。ルートヴィッヒ・エルクとの関連に足を踏み入れる頃から、どうも風向きが変わった。ブラームスとエルクの間に発生した静かな論争について調べるうちに、ドイツ民謡全般についての好奇心に取り憑かれた。どうもエルクの立場にも一理あるような気がしたことが発端だ。

調べれば調べるほど面白い。ドイツ語、ドイツ史、民俗学、音楽、文学などの総動員が必要になる。ドイツ民謡を背景にブラームスを置きたいといつしか思うようになった。ブラームスが残した161曲という民謡編曲の厚みを、膨大だと感じていてはあまりに一面的だ。19世紀後半に開花したドイツ民謡学を構成する一つの流れではあるが、ブラームスとてあくまでもワン・オブ・ゼムだということが身に沁みた。「裏民謡ベスト20」は、そうした反省のささやかな表明である。

民謡特集を一読いただく読者に、私の反省と目覚めを追体験していただけるように記事を配置したつもりだ。

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