コンバート
持ち場変更のこと。とりわけ野球の世界で、守備位置を変更すること。試合終盤のやりくりで発生する一次的な対応とは区別されるのが普通だ。
次女にもささやかなコンバートがあった。セカンドヴァイオリンのパート内での持ち場変更だ。一般にオーケストラの弦楽器のパートが分割される場合、上下どちらを受け持つのか事前に決まっている。トップ奏者は上であることが普通だし、譜めくりを担当する者は慨して下のことが多いような感じだが3つ以上に分割されるケースもあって複雑だ。
次女はセカンドヴァイオリンに決定してからずっと下を担当してきたのだが、このほど上になった。セカンドにしては高い音を求められることもあるから、下から上へのチェンジは大変だとも言っている。上下がオクターブで動くことも多いから音はわかっているのだが、フィンガリングが変わってしまうので、暗譜への影響が大きいらしい。「パパが思っている程楽じゃないよ」と言われた。極楽な会話。
本日は21回目の結婚記念日。
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