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2011年11月 5日 (土)

エルクの矛盾

民謡収集の基準について、ブラームスとエルクには見解の相違が存在することは既に述べてきた。

  • ブラームス 芸術的価値
  • エルク 民衆が歌い継ぐありのままの姿

エルクは膨大な研究から「民謡の真の姿」あるいは「民謡の始原の姿」を特定しそれだけを収集の対象とした。和声処理、ピアノ伴奏なんぞもっての他という立場だ。しかし研究が進むにつれて、これには決定的な矛盾をはらむことが明らかになる。

どのような民謡も自然発生は無いという事実。必ず誰かが作曲しているということだ。遅かれ早かれ誰かの手が入っているということである。作曲の時期を基準にするしか手が無くなる。古い作品はセーフ、新しい作品はアウトという具合だ。

一方のブラームスの側の定義も厄介だ。芸術的な価値があるかどうかは、ひとえに主観だ。「背の高い男の子の集合」と言っているようなものだ。おそらくブラームス本人にはその峻別に根拠も確信もあったに違いないが、客観的とは言い難い。

両者が避け得ぬ矛盾を抱えていることは、それ自体民謡の定義の難しさを反映していると感じる。

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