ドイツ学生歌の世界
神保町の古書店をうろついていて空前の掘り出し物に出会った。
「ドイツ学生歌の世界-その言語文化史的断面」というのがそのタイトルだ。定価3675円のところ3300円で購入した。ライムンド・ラング/長友雅美共著でSinfonia社からの刊行。
学生歌の説明に先立って学士会のことが詳しく語られる。この段階で学士会と学生歌は切っても切れない関係だと刷り込まれる。続いて学生歌の歴史が語られる。学士会の酒宴について詳しい記述があり、学生歌がどのような場面で歌われるのか明らかにされる。
最後に代表的な15の学生歌について譜例入りで詳述される。
おそらく一生の宝。
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