合わせ技
柔道の用語だ。「一本」に相当する技が決まったと認定されれば「一本勝ち」になる。選手は皆これを目指してはいるのだが、「一本」までは届かぬ完成度だった場合に「技あり」認定が下される。同じ試合で「技あり」が2回取れた場合「一本」と認定される。これが「合わせ技」である。転じて「2つで一つとみなすこと」くらいの意味が派生している。
8月17日からつい先日まで「民謡特集」を展開した。さらに12月6日の記事「ホッホシューレ」から「学生歌特集」に転じた。学生歌はブラームスの大学祝典序曲に関連するのだが、何よりも「民謡」との縁が深い。2010年9月に特集ドヴォルザークを終えたとき1年物の企画は今後難しいと感じたが、「民謡」と「学生歌」の「合わせ技」でおよそ1年弱を凌ぎれる見通しだ。
ブログ「ブラームスの辞書」で展開した民謡特集は、アラビアンナイト計画7本目の企画だが、記事の本数が99本という大型企画になった。ところがその民謡特集が実は続く「学生歌特集」のための巨大な序奏になっているという筋立てが自分でも気に入っている。
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