Pauken
ドイツ語でティンパニのことだ。いつも一対で用いられるから複数形になっている。単数なら「Pauke」ということになる。一方これを「pauken」という動詞だと見ると、「叩く」という意味になる。当たり前のことだが辻褄が合っていて嬉しい。
ところが「pauken」は口語で「決闘する」の意味もあるのだ。特に学生同士の決闘を意味するらしい。2月2日の記事で話題にした「決闘に立ち会う医学部系学士会員」は「Paukarzt」だった。「Paukant」は決闘の当事者のことだし、「Paukboden」は決闘場のことだ。なるほど「pauk」は決闘の意味があると判る。「Paukerei」になると「決闘」という意味と同時に「ガリ勉」という意味になる。
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