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2012年2月22日 (水)

ゲルマン部族の名前

「大学祝典序曲」のタイトルが、すんでのところで「Viadrina」になっていたかもしれない話は既にした。ブレスラウはオーデル河畔の街で、そのオーデル川のラテン名が「Viadrina」だった。その周辺を調べているうちに学士会のネーミングについてデータが集まった。川の名前に混じって古代ゲルマンの部族名が採用されているケースが目立つ。

  1. Allemania アレマン族。今のスイス地方。フランス人はドイツをアレマンという。
  2. Cheruscia 英雄アルミニウスの出身部族。
  3. Cimbria キンブリー人。紀元前2世紀。ローマと最初に接触したゲルマン人。
  4. Frankonia フランク人のこと。
  5. Germanius 文字通りゲルマン人。
  6. Saxonia ザクセン人。その名残りはアングロサクソンに見られる。
  7. Suevia スエビ族。バイエルンの遠い先祖という説。
  8. Teutnia チュートン人。「Deutsche」の語源である可能性は捨てきれない。

などなどだ。ドイツ学士会の基本理念の一つに愛国がある。ドイツを突き抜けて古代ゲルマンの流れを意識させるネーミングが多い。

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