物はついで
あまり突き詰めるともはや「ブラームスの辞書」ではなくなってしまうから、どこかで歯止めはかけねばならないが、どうにも止まらぬ性格だ。
「シューマン合唱曲全集」に「野ばら」があったり、ブラームスの「死に神」WoO34-13と同じテキストの作品があったりと退屈しない。既に作成済みの「ミンダス」を頼りに、「シューマン合唱曲全集」の中の作品をマッチングしてみた。シューマンが自らの合唱曲の中に、ドイツ民謡のテキストをどれほど取り入れているかが判る。
- Es ist ein Schnitter 先の「死に神」だ。
- Es war ein Konig
- Es wollt ein Madchen fruh aufsthen
- Im schatten des Waldes,im Buchcen gezweig 「流浪の民」だった。
- Sah ein Knabe ein Roslein stehn 「野ばら」だった。
全91曲中で5曲は少ない感じだ。「流浪の民」が一部の民謡系CDで民謡扱いなのが効いている。
メンデルスゾーンやシューベルトあたりで調べると面白そうだ。
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