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2012年3月27日 (火)

ヴィアドリーナ再考

ブラームスは大学祝典序曲の刊行にあたり、そのタイトルをどうしたものかとジムロックに相談している。そのやりとりの中で「ヴィアドリーナ」が候補に挙がったものの、最終的には見送られたとされている。ブラームスに学位授与を申し出たブレスラウ大学は、オーデル川に面した町にあるが、この川の別名が「ヴィアドリーナ」だった。

どんな書物にもこの名前を見送った理由が書かれていない。ずっと気になっていたがようやく、見所のある仮説にたどり着いた。

今や欧州屈指の大都市にフランクフルトがある。ここはマイン川の河畔ということで「フランクフルト・アム・マイン」と呼ばれている。ベルリンの東オーデル河畔に存する別のフランクフルトと区別するためだ。1506年その別のフランクフルトに大学が創設された。大学の名前を知って驚いた。「ヴィアドリーナ大学」というのだ。これもまた明らかにオーデル河畔であることに由来するネーミングだ。この大学は1811年にブレスラウ大学に統合されてしまったというから、ブラームス存命中には存在していない。ブレスラウ大学に先行する形で、既にヴィアドリーナ大学があったということだ。

大学祝典序曲に「ヴィアドリーナ」と名付けることを見送った理由はそれだと思う。吸収合併してしまい、今は無い大学の名前では具合が悪かろう。

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