一学部一教授
ブラームスの青春時代。大学の学部には教授が1名だったらしい。もちろん名誉教授は別枠だ。大学への進学率が現在の10分の1程度だった話の周辺を調べていて偶然目にした。ということはつまり教授イコール学部長ということだ。弦楽六重奏曲第2番とともに語られるアガーテは、ゲッティンゲン大学教授の娘だった。彼女の父親はどこかの学部の学部長だということだ。
現代の大学事情との単純比較はほとんど意味を成すまい。学生数も違えば位置付けも違う。それでも大学教授の位置付けの高さだけは伺える。
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