卒業式二題
昨日長女が高校を卒業した。あこがれてあこがれて無理目の高校に滑り込んでから、早3年経過した。4月から大学生。能力の高いクラスメイトに囲まれての3年間。部活もがんばった。3年生の5月に1日だけ無念の欠席があり小学校5年から続いた連続皆勤賞は7年で途切れた。おばあちゃんのお弁当ともお別れになる。
卒業式は型どおりに進んだ。在校生代表の送辞と卒業生代表の答辞で、涙腺決壊注意報。蛍の光のあとすぐに閉式の言葉があって、あれっと思っているうちにサプライズ。卒業生の呼びかけ。半ばデザインされたサプライズながら号泣の男子もいて何だか熱い。公立校随一の自由度を誇る同校の校風そのままのノリ。文化祭を思い出した。クールが売りの長女の瞳も若干潤っていた。
一方そのころ次女の高校でも卒業式があった。1年生の次女は送る側。次女の高校の卒業式は、実はオーケストラの出番でもある。式次第の要所でオーケストラが音楽をさし挟むのは入学式と同じだが、別れが前面に出る卒業式は在校生たちの気合のノリが違う。式での演奏に備えて根を詰めた練習が繰り返される。次女たち在校生は、式の翌日今日から定期テストに臨む。テスト前1週間は本来部活完全停止なのだが、オーケストラ部は卒業式の練習のため部活がある。学内に素晴らしい祝祭管弦楽団を持っているという至高の贅沢。
定期テストが終わると、いよいよラストスパート。
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