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2012年3月17日 (土)

ラテン語

ローマ帝国の公用語だ。その後も教会や学問の世界で使われ続けたが、公用語として使われることは無くなった。19世紀まで欧州では初等中等教育の中にラテン語の授業があったという。

クラシック音楽の世界ではしばしば遭遇する。ミサ曲のテキストはラテン語であることが多い。ブラームスにもけして多くはないがラテン語歌詞を持つ作品もある。

昨今のめり込んでいる学生歌にも、ラテン語の歌詞が見られる。代表格「ガウデアムス」の他にも「エルゴ・ビバムス」などが名高い。ドイツ語の歌詞の中にラテン語やイタリア語が混入するチャンポンも見られる。一般人にはなじみの薄いラテン語の歌詞で歌うことが一体感の醸成に役立っていたのかもしれない。

学生歌の歌詞以外にも、学士会関連の語彙にはラテン語起源のものが目立つ。たとえば「Corona」だ。「日輪」の意味がある他、音楽用語として「フェルマータ」の意味が派生しているけれど、学士会用語としては「ご一同」の意味だ。酒宴への参列者一同を表している。「Hoch Corona」と言えば「一同起立」あるいは「乾杯」の意味だという。見事なチャンポンだ。

学生歌には独唱と合唱で交互に歌う曲がある。それらの楽譜や歌集の中、合唱で歌う部分に「Corona」と書かれていることがある。器楽で言う「Tutti」みたいなものだろうが、実に収まりが良い。

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