墓参
旅行前半のヤマはデュッセルドルフのシューマンハウスとともにボンの墓参り。訪問は旅行3日目の3月30日。レヴァークーゼンのホテルを出てボンに直行。バスの駐車場からあっけないほど簡単にシューマンの墓にたどり着いた。天気は小雨。
1856年7月31日ロベルト・シューマンがここに埋葬された。もちろんブラームスは参列。棺も担いでいる。そこから40年後の1896年5月クララがここに埋葬される際にもブラームスが立ち会った。列車の乗り継ぎのトラブルでギリギリ埋葬に間に合った。
何より現在の華麗な墓碑は1880年5月にブラームスら愛好家が募金を集めて建立したものだ。除幕式は5月3日。前日のコンサートではブラームスがタクトをとった。
ここはそういう場所。「由緒ある」などという言葉で片付けられないパワースポットだ。失態が一つある。花束の一つも用意すればよかった。
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