後援会
次女たちの高校オケには後援会なる組織がある。オーケストラ部所属の生徒の保護者の集まり。数人の役員さんの元、精力的な活動が継続的に行われている。子どもたちの演奏が素晴らしいというのは紛れもない事実だが、親のサポートも半端ではない。
名目上の活動目的は、子どもたちのサポート、顧問の先生への協力、ほぼ毎月あるコンサートや合宿での差し入れ、楽器運搬の応援、コンサートの応援。何よりもコンサートには気合を入れて駆けつける。コンクールでは審査員席に念を送る。そしてそして懇親会は先生を囲んで慰労と懇親。
大きな懇親会は年2度。何せ保護者の集まりだから、本当に盛り上がる。よその子まで本当に応援したくなる。難解なソロがあった子や、部長、副部長で苦労している子の保護者どうしで健闘を称えあう。親ばかをさらしても浮き上がらないというのが嬉しい。
昨日、年に一度の総会があった。
その席上、私が今年度の役員の末席を汚すことがきまった。立候補こそしていないが、新入り保護者の分際で昨年から随分目立っていたから案の定という気もする。母親がいない分ですという言い訳が全く通らぬくらいののめり込み。今後さらに学校を訪れる機会が増え、娘の活動の様子を覗けるという下心だったが、娘から「役員やってもいいけど、練習場をうろつかないでね」と先回りの釘が刺さった。付き合いが長いせいか完全に読まれている。娘たち36代をキッチリと見守る準備が整った。
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