合同定期演奏会
昨日次女の通う学校の音楽系サークルが一堂に会する合同定期演奏会があった。マンドリン、吹奏楽、合唱、筝曲それにオーケストラが出演する。12時30分開演で全員による校歌演奏というエンディングが16時の長丁場。原則として3年生の引退演奏会という性格を帯びている。
昨年の文化祭コンサートで、オーケストラの前に演奏した合唱部が、あまりに上手だったので楽しみにしていたら、今回も案の定凄い演奏だった。人の声のハモリの美しさを再確認出来た。ラテン語のモテットあり、アヴェマリアあり、英語ありの柔軟性。筝曲部とジョイントの「さくらさくら」にも身震い。凄い子どもたち。ブラームスの作品が聴きたい。それからドボルザークのモラヴィア二重唱かなんかやってはくれまいか。
そしてオケ。
- ニュルンベルクのマイスタージンガー
- 篤姫
- 江
- 三角帽子
というプログラム。全部ドイツでやった曲。どっしりと地に足のついた堂々たる演奏。マイスタージンガーでは風格さえ感じられた。ドイツの経験が肥やしになった模様。スプリンクラーを泣かせた三角帽子のキレはドイツそのまま。スプリンクラーなんぞ無くても「やるときゃやるよ」という気合いが感じられた。てゆーか上手くなっている。マイスタージンガーや篤姫や江の熱演の後、颯爽とファリャを弾ききる懐の深さに感動。
アンコールの「ラデツキー行進曲」では、4月に入ったばかりの1年生が舞台袖に現れて手拍子を担当。ああ娘も去年は手拍子担当だったんだという感慨。
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