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2012年5月16日 (水)

卒業生という財産

35代の集大成となった先日のスペシャルコンサートで、裏方として大活躍したのが、実は今年3月に巣立った34代の生徒たちだった。演奏会の円滑な運営に欠かせない裏方、たとえば「ステマネ」「アナウンス」「照明」「当日券販売」「チケットもぎり」「パンフレット」「花束受付」「ドア」それぞれの持ち場で大車輪の活躍だ。彼らを仕切るのが現役時代の部長・副部長の2人。4月に入ったばかりの1年生や後援会の保護者も運営には参加するのだが、質量ともに卒業生たちが主役だった。ゴールデンウィークだというのに後輩たちのために進んで裏方に身を投じる卒業生たちだった。

事前の打ち合わせの席上、後援会の保護者たちと対等の立場で念入りな討論に参加する。参加するというよりむしろ討論を引っ張る存在。後援会の保護者たちの高いモチベーションは「親バカ」という一言で曲がりなりにも説明が出来てしまうのだが、この卒業生たちは、親がわが子に注ぐのと遜色ない愛情を惜しげもなく後輩に注ぐ。後援会の保護者たちは、さすがに子どもたちの演奏だけは聴けるようにと役割を配慮されるが、卒業生たちは完全に裏方で、後輩たちの演奏を聴くことが出来ない。

卒業生たちは「私たちもしてもらったことだから」と平然と言い放つ。そう彼ら34代から見れば、自分らの直後の35代は苦楽をともにした戦友だ。「かわいい後輩」という言葉がうわべだけでないと実感できる。思い起こせば、この34代は集大成のスペシャルコンサートの2ヶ月前に、震災に見舞われた。最後の追い込みの2ヶ月、思うように練習が出来なかったという我々スプリンクラー以上の苦労をしていたのだ。1年間オケ生活に接してみて、最後の2ヶ月の大切さをかみ締めてみると、あのチャイコの凄さが判る。さらにこの34代の生徒たちは、忙しい受験戦線の合間に35代の節目の演奏会に大挙してかけつけたり、コンクールの審査員席に念を送り込んだりしていた。親の関与をうるさがる年頃の子どもたちだというのに、先輩からの叱咤激励には素直に心を開く。

引退公演のスペシャルコンサートはそうしたアシストの集大成でもある。娘たちの部活は、後輩のために手弁当で駆けつける先輩たちの分厚い層に覆われている。在校生は2年間の現役生活でそれを知らず知らずに刷り込まれる。自らがそうした先輩になるための2年間でさえある。

この絆の中に娘を2年間浸すという極楽。

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コメント


<てぃんぱにゃー様

あちゃー。そういう読み方をされているとは完全な想定外。
心温まるコメントなのですが、今回ばかりは後ろめたさが先にたちます。
この4月以降、「ブラームスの辞書」とは名ばかりの親バカネタの連発でした。「ブラームスの辞書」というより「ブラームスの次女」という感じです。
古くからの読者様に暖かいコメントを頂戴したことで、親バカがエスカレートしかねません。

連日娘さんのオーケストラの動向、とても素晴らしいと思うとともに大変興味があります。

なにが彼ら彼女らをそこまで動かすのか。。。

連載から得たものをうちの組織にフィードバックしちゃうつもりで注目しています♪

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