代数
数学の話ではない。次女の高校オケの用語。来たるスペシャルコンサートを最後に部活を引退する3年生は「35代」と呼ばれている。昨年チャイコの4番とともに引退したのは「34代」で、次女が中2のときドボ8で引退したのが「32代」だった。つまり今回の3年生引退後1年間主役として活動する次女たちは36代ということになる。
逆算するとわかるのだが初代は私が高1のときということになる。当時は弦楽アンサンブルだったらしい。
高校野球やサッカーでは、部活とはいえ実力主義で、有力な1年生はいきなりレギュラーということもある反面、3年間試合に出られない生徒もいる。次女たちの部活はその点が少々違う。5月からの1年間は2年生が活動の主役になる。入学したての1年生が大抜擢などということは起きない。だから学年の個性がクローズアップされる。初代から始まって連綿と途絶えることのない整数の羅列。伝統を意識させるとともに同期の連帯は自然に深まって行く。
さらにコンクール曲と定期演奏会メイン曲がその代の個性をいっそう際立たせる。35代は「革命の終楽章」と「三角帽子」だったし、その前34代は「ラヴァルス」「チャイ4」だった。そして話を微妙にしているのがドイツ公演。「奇数代」にとっては2年生ラストで行くドイツなのに、「偶数代」にとっては1年生ラストでの参加になる。ドイツでの経験をもとにもう1年やれる幸運。
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