36代デビュウ
県民の日恒例の駅前コンサートで次女たち36代がコンサートデビュウを果たした。思えば昨年は震災で途方にくれたあの場所だったと感慨にふけった。
プログラムは以下の通り。14時からと15時からの2回の公演。
- ビゼー:歌劇「カルメン」から「闘牛士」
- 篤姫のテーマ
- 江のテーマ
- マスカーニ:歌劇「カヴァレリアルスティカーナ」より「間奏曲」
- レハール:メリーウィドウより「ワルツ」
- ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」より「粉屋の踊り」
- ふるさと
アンコールにラデツキー行進曲だ。
先般のスペシャルコンサートで35代の3年生が引退し、新たに1年生を加えた新メンバーの旅立ち。5番目のメリーウィドウワルツ以外は全て昨年にもやった曲。特に「粉屋の踊り」は、ドイツニュルンベルク公演で、スプリンクラーが誤作動を起こした瞬間に演奏していた曲だ。3年生47名が大挙して去った後、どうなることかと思ったが、何とかなった。
驚いたのは間奏曲。OGのソプラノ歌手が駆けつけての歌入りバージョンなのだが、伴奏に回った弦の音色が、元のまま。そりゃあ雑踏の中での演奏だからディテールは聞き取りにくいのだが、音の向かう方向は先輩たちからの流れを受け継いでいた。これが伝統というものかと唸った。
娘の部活を満喫する親としては、今日この日の出来映えが基準になる。ここから11ヵ月後のスペシャルコンサートまでに生じる技と心の成長振りが最大の楽しみ。
<カレンの母様
昨日は無事で何よりです。ハラハラドキドキで「止まらなきゃOKでしょ」くらいのノリ。思ってたよりずっとよかったです。
サポート忘れて舞い上がる悪い父です。
投稿: アルトのパパ | 2012年6月11日 (月) 22時17分
雑踏の中の演奏会でしたが、たくさんの人々を楽しませていました。
また、「ブラボー」も演奏会の感動を際立たせる重要なアイテム。
昨日はすばらしい「ブラボー」がかかって、感動ひとしおでした。
千葉女子オケ部の演奏を知ってもらういい機会なのに、もう少し欲を出してスペコン動員に結び付けられないものでしょうか?
ブログの内容、まったくです。
何とか、がんばる36代を盛り上げていきたいものです。
投稿: カレンの母 | 2012年6月11日 (月) 12時18分