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2012年6月12日 (火)

弾きっぷり

昨日の記事で次女たちの第36代がデビュウしたと書いた。今日はその続き。あんたの娘がセカンドトップデビュウだというのに、やけにおとなしいと思った人も多いと思う。今日のために一日とっておいた。

一昨日の演奏会で次女がセカンドヴァイオリンのトップ奏者としてデビュウした。演奏の出来映えもさることながら、次女の弾く様子を食い入るように観察した。昨年1年間の演奏会では、演奏中の次女の位置を確認出来ない場合も多かったから、最初から最後まで次女の様子を確認したのは初めてのこと。

驚いた。

堂々たるもんだった。正直なところ驚いた。4月のニュルンベルク公演は、もちろん5月のスペシャルコンサートと比べても、まったく様子が違っていた。平たく言うと大きく見えた。

3年生が引退するまでセカンドヴァイオリンの4プルト目表が定位置だった。それなりに真面目に練習に取り組んでいたことは知っていたが、一昨日の弾き方は別人だった。地位が人を作ると申しては自惚れが過ぎようが、そうとでも申さねばこの変わりっぷりを説明できない。雑踏の中でのコンサートでもあり、演奏全体の出来映えを云々するのは控えるが賢明だ。4月のドイツ公演や5月のスペコンと比べると、演奏の完成度という点では、ひよこ同然なだのが、私の驚きと喜びはドイツ公演に匹敵する。パーリーに就任すると内定した日から、35代に感情移入する私を尻目に、娘なりに先輩たちを観察し吸収し、自分の立ち位置を見詰め、気持ちを高めていたのだと一目でわかる。トップデビュウの緊張でおずおずと様子見がてらにお茶を濁す素振りとは全く逆。

  1. 表情 演奏中、自信にあふれているが、固くない。怖くない。時折笑み。曲間では終始リラックスの表情。
  2. 視線 うつろな瞬間がまったくない。8割以上はコンマスを注視し、残りを指揮者と楽譜が半々という感じ。楽譜見ていない。楽譜を見ているように感じたのは、実は楽譜ではなくて、楽譜越しにチェロやヴィオラのトップを見ていたかもしれない。
  3. 弓使い 自信ありげ。中途半端な瞬間がない。
  4. コミュニケーション コンマスや指揮者と常にコミュニケーションをとろうという意欲が姿勢に現れていた。
  5. いつもより若干速いテンポのラデツキーにも優雅に対応できていた。
  6. 曲と曲の間に、指揮者用の楽譜を整える役割を負っていた。粛々とてきぱきとこなしていて感心。

4歳から私の趣味で半ば強引にヴァイオリンを習わされ、何度かやめたいと訴えてもやめさせてもらえず、中学のブラバンでトロンボーンを始めたときもヴァイオリンを中断しなかった。姉がやめたときも道連れを許されず、高校も私の薦めに従った結果なのだが、親としてそうした後ろめたさを、カラリと吹き飛ばす弾きっぷり。心から音楽をヴァイオリンを愛し仲間を信じ、残るオケ現役生活を極めようという火のような決意が、静かな立ち居振る舞いの中に感じられた。一昨日の夜は思わずケーキを買い求めてお祝いした。

実は実は・・・・・。

私が娘に感じたような驚くべき変化が、オケ全体あちらこちらのパートで起こっていたということなのだ。でなければカバレリアルスティカーナの音色が説明できまい。

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