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2012年7月13日 (金)

お盆のファンタジー10

届いたばかりのドイツ公演のCDを皆で聴いた。録画は無いのかとブラームス。もう少し遅れると答えると、それは残念と声をそろえる2人。「届いたら送りましょうか?」と次女。あの子どこに送る気だろう。

やがてブラームスは私に向き直って「どうも君たち日本人はドイツが好きらしいな」と言い出した。「そりゃそうですとも」と私。「思うにドイツには世界一が5つある」というとビューローまでもが身を乗り出してきた。「まず第一にビール」と切り出すと2人とも大きくうなずいている。長女と次女がビールのお代わりをとりに冷蔵庫に向かった。

「それから2番目に自動車」というと2人とも「はあ?」という表情。彼らの時代にはまだ自動車は一般的ではなかったから無理もない。「うちのクルマはドイツ製だよ」と自慢するのは3月の旅行以来ドイツ贔屓が進む長男。目を丸くするブラームス。

娘たちが「日本製ですみません」といいながらビールのお代わりを持って入ってきた。かまわず私が「クルマとビールの次はサッカー」というと二人とも同時に首を振る。「女性のサッカーだとドイツは世界一ではない」と口をそろえる。こういうところは妙に律儀だ。

「4つ目はオケ」「世界最高のオケはいつの時代にもドイツにある」と私。ビューローはさすがに自慢げだ。ブラームスはわざとまじめぶって「でもニュルンベルクのコンサートを聴く限りではU-17だと日本もすばらしいな」と社交辞令だ。「それを聴いて大喝采のドイツの聴衆はやはり世界一でしょう」と次女がおじさん同士の会話に割ってはいる。うら若き乙女の攻撃にたじたじのブラームスだ。

「ところで5番目の世界一はいったい何だ」とブラームス。次女の酌を受けながらビューローが耳をそばだてている。私はわざと大声で「それはあなたです」と答えると、ビューローは親指を立ててOKの仕草だ。ブラームスは耳たぶまで真っ赤にしながらジョッキをあけた。

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