昇格組
まずは黙って以下の都市名をご覧いだだく。
- フランクフルト
- デュッセルドルフ
- フュルト
これだけで何のことかわかる人はおそらくサッカー好き。ブンデスリーガ2部から今年昇格して1部で戦うチーム、つまり昇格組だ。
今年3月から4月にかけで、次女の所属するオーケストラの欧州公演を追いかけて、長男とともにドイツにわたった。上記3都市全てそのときに訪問した街になっている。フランクフルトとデュッセルドルフはかなり大きな都市だから、ドイツへの観光客が訪れても何等不思議ではない。3番目のフュルトは、相当マニアックだ。
ニュルンベルクの隣町で、ドイツ最初の鉄道がニュルンベルクとの間に敷かれたことで有名なのだが、観光客がホイホイ訪ねる街ではない。私と長男は寝る時間を削って、ツアーの予定にない行動をしていた。ドイツの新幹線に乗ってレーゲンスブルクに出かけたりと忙しかった。本日話題のフュルトへは、日程の最終日に地下鉄で訪問した。およそ15分の小旅行だ。ドイツ初の鉄道の終着駅だからというのが目的だったのだが、まさかそこのサッカークラブが今年昇格を果たすとは思っていなかった。地下鉄で15分程度なので、東京で言えば品川くらい。昇格した今年はニュルンベルクとのダービーも実現する。
5月に昇格組3チームが決定したとき、長男と顔を見合わせて偶然を喜んだ。良い話ばかりではない。世界遺産大聖堂の見学をそそくさと切り上げてまでタオルマフラーを買い求めた、ケルンは敢え無く降格してしまっていた。
さてケルンが降格した2部に、今年3部から昇格したチームの中にレーゲンスブルクがいる。ここもまた長男と訪れた街。代理店のセッティングになかったのに、半日の自由時間に無理やり訪問した街だけに、2部昇格は嬉しい。
フュルトもレーゲンスブルクも日本人選手は所属していないけれど、何となく応援したくなる。ドイツ・ブンデスリーガいよいよ開幕。
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