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2012年8月 6日 (月)

内政の課題

1871年普仏戦争をもってドイツ帝国が成立すると。ドイツをめぐる大きな戦争はひとまず収束する。巧みな外交により列強がお互いに手出しが出来ない状態を意図的に作り上げたからだ。一方ドイツ帝国内部にはさまざまな課題があった。世界史の教科書にはあまり書かれることはないがその後のドイツつまりブラームスの後半生の舞台を体感する意味ではこちらの方が重要だ。

  1. 軍事予算問題 列強の仲間入りを果たし、巧みな外交で欧州を手玉にとるには、精強な軍事力があって初めて現実的になる。そのための経費の捻出だ。「帝国憲法が規定する兵員数を守る限り、軍事予算の制定に国会の承認を必要としない」という法律を成立させた。軍部暴走の遠因を作ったとされている。数少ないビスマルクの失政と評価する向きもある。
  2. 文化闘争 アルプスの南にあって遠隔操作のように小さくない影響力を行使するローマ教皇との対立。時の教皇ピウス9世は極端な保守主義者。自由主義、資本主義、セ自然科学を全て否定するほど。プロテスタントの高位聖職者はドイツ政府が任命するのにカトリックは野放しされており、事実上の内政干渉としてカトリックの弾圧に走る。ピウス9世の崩御まで根本的な関係改善が出来なかった。
  3. 社会主義闘争 ウイルヘルム1世暗殺未遂事件を端緒に、社会民主主義を弾圧に走る。治安維持法を設定し社会主義者を検挙する。評価が割れる施策だが、一方で下級労働者の保護も取り入れる。彼らを与党支持者に取り込む意図は必ずしも成功しなかったが、世界に先駆けて社会保険3法が成立した。「労災保険法」「健康保険法」「老齢年金法」である。

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