なぜクラシック
野球の世界大会のことを何故「ワールドベースボールクラシック」というのだろう。最後の「クラシック」が判らない。この疑問が昨日の記事のキッカケだった。クラシックの作曲家総出で繰り広げられる草野球の大会というイメージだ。
大好きなブラームスをラストバッターで二塁手にしたところが、味噌である。4番でエースなんかにしてしまっては、デリカシーを疑われかねない。雛祭りの右大臣と同じ発想だ。広大な守備範囲と職人芸が光るいぶし銀の二塁手でフィットする。ベートーヴェンと守る1、2塁間は、通称「くもの巣」で、遊撃手のシューマンと完成させるダブルプレイは芸術の域だ。小フライを追いかけてセンターのワーグナーと交錯するのも見所だし、バッハ投手のピンチには、マウンドに駆け寄る心遣いも必見だ。
さてさて実は今日から本物のWBC予選。ドイツは英国、チェコ、カナダとともに予選2組で総当たり戦を戦う。この中で1位だけが本大会に進むことが出来る。会場はドイツのレーゲンスブルク。がんばれドイツ。
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