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2012年10月31日 (水)

逆転の秘策

ワールドカップにしろ欧州選手権にしろ、チャンピオンズリーグにしろ、サッカーの大きな大会は、グループリーグと決勝トーナメントの組み合わせで成り立っている。参加チームを複数のグループに分けて総当たり戦を行い、上位チームが決勝トーナメントに進むという仕組みだ。

ワールドカップで言うと上位2チームが決勝トーナメントに進むが、同じグループリーグのチームは決勝戦まで対戦しないように配慮される。決勝のカードが実は、グループリーグでも実現していたということは割と見かける。

1954年ワールドカップスイス大会優勝は西ドイツで、決勝の相手は当時最強と謳われたハンガリー。この両者はグループリーグでは対戦済みで、ハンガリーの圧勝だった。西ドイツは2位でグループリーグを通過して、決勝戦で再びハンガリーと対戦したということだ。グループリーグで敗れたリベンジを決勝で果たしての初優勝であった。

昨夜、次女たちのオーケストラのホール練があった。彼女らオケの本拠地とも呼ぶべきホールを借り切って6時半から密度高き2時間。全国大会を意識したトレーナー陣総出での音作りに立ち会ってきた。

いやはや感動的。客席後方の中央に陣取った指揮者とトレーナーがハンドマイクで指示を出す。バランスを見ては微調整を繰り返す。本番たった9分の演奏のために生徒、指揮者、トレーナーがゴシゴシと演奏を磨き上げて行く。保護者はその様子を生で見学できる。たとえば響きの質、クレッシェンドの傾き、パート間のバランスなどが見る間に修正されて行く。驚いたのは弦楽器のトレーナーの一言で、ガラリと音が変ったこと。

「みんなフォルテで弾いてても周りの音が聞こえなくて不安じゃない?」「でもみんなちゃんと弾けてるから勇気を出して一歩踏み出してみて」

この後出た音の瑞々しさを聴いて客席の保護者からため息がでた。たった10分前と全く別のオケだ。

休憩時間には個別にアドバイスをもらうためにトレーナーの周囲に生徒たちの輪が出来た。熱心にメモを取ってうなずき席に戻る。最後に1度通して演奏した後には、保護者、トレーナーから拍手が起きた。生徒代表が「全国大会でがんばってきます」と謝辞を述べてお開き。

素晴らしい2時間だった。しかし今日はそれを称えるだけの記事にはしたくない。コンクール前とあわせれば今回で2度目のホール練というのは、凄いことだ。これは来る全国大会への入念な準備。次女たちのオケは、全国大会にコマを進めはしたものの千葉県予選では2位の扱い。つまりグループリーグ2位通過だ。全国大会の舞台はいわば決勝トーナメント。グループリーグのリベンジは高いモチベーションになる。

サッカーの話にかまけた回りくどいエール。乙女たちのボロディンにブラームスのご加護を。

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コメント

<カレンの母様

ありがとうございます。
どうぞどうぞ、存分に引用なさってください。

そんなことより、あと一週間で全国大会です。

アルトパパ様へ
いつもありがとうございます。

さすがの、観察力、文章力舌を巻いてます。
私の拙ブログに文章をちょっといただいてもいいですか?

文章の出所は明記します。
お嫌なら、正直にダメと言ってくださいね。

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