産業革命とサッカー
欧州のサッカークラブのいくつかは、ブラームスの存命中にまでその歴史を遡ることが出来る。現代と違って当時のサッカーはあきらかに男子のスポーツだった。男の集まるシチュエーションで自然発生的な誕生というエピソードがつき物だ。
- 軍隊 兵士の余興が始まりというパターン。ロシアのチェスカモスクワ。
- 鉄道 鉄道の従業員。マンチェスターユナイテッド。
- 工場 工場の労働者。アーセナル。
- 港湾 船乗りを含む港湾労働者。 リヴァプール。
- 学校 学生。ドイツのベルダーブレーメン。
- 鉱山 炭鉱など。ドイツのシャルケ。
- 教会 信徒。ドルトムント。
軍隊、学校、教会を除いて労働者だとわかる。農民が農閑期にというパターンは見かけない。産業革命の進行により都市に集まりだした労働者の息抜きという側面が透けて見える。
昨日鹿島アントラーズがナビスコカップで優勝を飾った。アントラーズのサポーターとしては、優勝のたびにガチンコネタをブラームス神社に奉納することにしている。ビスマルク特集に割り込ませての祝勝記事なのだが、そこはかとなくドイツ史にも関連させてみた。
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