土砂降り続き
「土砂降りの雨」が続くことを「フリッツワルターヴェッター」という。「FritzWalter-wetter」だ。辞書には載っていないことが多い。
1954年スイスで開催されたサッカーのワールドカップで当時の西ドイツは下馬評を裏切って優勝する。記事「逆転の秘策」でそのことに絡めて娘らのリベンジにエールを送ったばかりだ。そのときのドイツ代表のキープレイヤーがフリッツワルターだった。現在ブンデスリーガに所属のカイザースラウテルンの本拠地フリッツワルターシュタディオンにその名を遺している伝説のプレイヤーだ。
当時無敵を誇ったハンガリーに対し0対2から逆転し、初優勝を飾った。決勝戦の天候は雨。この悪天候を味方にして「ベルンの奇跡」を起こした。周到な準備に加えて天にも味方されての快挙。だから土砂降り続きを「フリッツワルターヴェッター」というらしい。
改めて娘らの健闘を祈る記事。
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