メッサーシュミット
今日は、ブラームスはもちろんビスマルクにも関係がない。一昨日ラバウルネタで、ゼロ戦に少しかすったのが、千載一遇のチャンスと見て公開する。
第二次大戦中のドイツ空軍を支えた名機Bf109がある。中学時代にプラモデルに熱中した頃、ゼロ戦と並ぶ私のアイドルだった。アメリカにはカタログスペック的には凄い戦闘機が多かったのだが、中学生の分際でそういう傾向に反発していた。何だか力任せに見えたからだ。
全部で30000機以上も製作された名機の設計者は、ウィリー・メッサーシュミット博士。ブラームス没の翌年1898年6月28日の生まれ。
彼は25歳の時、メッサーシュミット航空機製造工場を起こす。1923年のことだ。この会社が合併を繰り返してやがて例の名機を生み出すことになる。創業の地は何とバンベルクだ。今年の春に訪れたあのバンベルクだ。街が丸ごと世界遺産でもあり、天気にも恵まれ素晴らしい旅を満喫したのだが、何せ時間が限られていた。あらかじめセットされた場所を訪問するにとどまった。この街で1泊できていれば、メッサーシュミット創業の地を訪ねるために早起きしたのだが、残念。素晴らしい世界遺産の街を訪ねながらメッサーシュミットのことを考えていたのは私くらいだろう。
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